夕方4時ごろになると主人の祖母が台所でカッカッカッと音を立て始めると慌てて台所に走っていっていたのが30年の程前の話。
結婚してウィーンに行くまでの数週間、主人の家で同居していた。
祖母がその時間になると鰹節を掻きはじめるところから食事の用意が始まった。料理によっては前夜飛魚(あご)やだしじゃこを熱湯に漬けて休むところから始まることもある。
そんな義祖母の真似は到底できない私は写真のだしを3種取り揃えて手抜きさせて頂いております。左からカタログハウスで購入しているおかべやのかつおだし(顆粒)、京都・うね乃の黄色のじん(かつおだしパック)、茅乃舎のあご入りだし(だしパック)。おかべやさんの顆粒だしは使いやすくて味もお気に入り。うね乃さんのかつおだしパックは例えば堀り立てのたけのこを薄味で仕上げたい!って感じの時やだしの味を繊細に感じたい茶碗蒸しなんて時に使う。沸騰したお湯に入れて5分煮立てるだけで最高に美味しいだしが取れる。茅乃舎さんのあごだしパックは煮込み料理など深い味に仕上げたいときに重宝する。おからを焚くときなどにはパックからだしを出してそれごと一緒に焚いたりしている。別にいろいろなところのいろいろなだしを試して使い始めたわけではなくて、頂いたり試しに買ってみて気に入ったから、、という案外安易な選び方、、いや、ご縁があったおだし、、ってことで(苦笑)!ともかく助けてもらっていますm(_ _)m。
これだけだしのこと書いているのに、キャッチ画像に使った右の写真は、、、だしを使ってません(苦笑)。先日近所でとれとれの大根を買ったら茎が6cmほど付いていて、その6cmの茎がみずみずしくて勿体ないので作ったふりかけ。かつおぶしとおじゃことゴマと七味が入って少々ピリ辛です。ごはんが進みます!