かつてオーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の好物であったといわれるウィーン料理ターフェルシュピッツ(牛肉の煮込み)を作ることにした。
なぜかというと、先日ブログに載せた西洋わさびのチューブ入りを買ったため作りたくなった。
ウィーンにPLACHUTTA(プラフッタ)というこのお料理の専門店がある。そこでは料理はターフェルシュピッツのみなのだけどその牛肉の部位によって味・値段が選べる。(画像お借りしましたm(_ _)m)
どこの部位が美味しいのかは覚えてないので今回はお安いすね肉で作ってみた。フランツ・ヨーゼフのお好みの部位とは違うだろうけれど…(苦笑)。
700gの牛すね肉を圧力釜で途中何回か圧力を下げて中身を確認しつつ1時間15分ほど煮込む。
これだけ煮込むと結構小さくなって1キロぐらい買うべきだったかと後悔しつつ、、。
このお肉の煮汁をFrittertensuppe(フリッターテンズッペ)というクレープ入りスープで頂くためにお肉を煮込んでいる間にクレープを焼く。
ちょっと分厚くなったけど、まぁ、いいっか。。
煮込みの間にこの料理の代表的なソース2種も作る。一つは茹でてミキサーにかけたほうれん草をホワイトソースで和えたもの。もう一つは西洋わさびとりんごの摺ったものと少量のレモン汁を一緒に煮たもの。
午前中に煮た牛肉は煮汁から出して冷蔵庫で2時間ほど休ませる。(結局は切り分けやすくするためだと思う。)
まずは、ちょっと分厚過ぎたクレープを入れたスープ。うん、なかなかウィーンの香りが、、家族に好評!
その後、冷蔵庫で寝かせてから切った牛肉をフライパンに入れて再びスープを全体に掛けて温めたものをお皿にのせて、一緒に圧力掛けた人参と玉ねぎ・セロリを横に添えました。手前両脇の緑と黄色いものは先に記載したソース。そのソースをお肉に絡めて頂きます。
朝から実はこれも焼きました。
南フランスのオリーブ入りのパン「フーガス」。南フランスには行ったこと無いので本当かは知りませんが、、(笑)。ちょっとだけ焼き過ぎ。1分早くオーブンから出すべきだった。
なんかいつも完璧に出来ない私です(><)。
今日は朝から一日台所におりました。はぁ~、疲れた(≧◇≦)。