先日主人が急に「桂離宮が有料になるぞ!」とウィーンから帰国して約四半世紀いつでも行けたであろう桂離宮を調べ始め7月19日に2名空きがあると3日前にネットで予約をした。すると「抽選の結果は2,3日の内にご連絡します」と返信メール。そして前日「まことに残念ながら貴殿のご希望に添い兼ねる…」って受験に落ちた気分!で19日はすでに外出モードだった為、すぐに御所にある迎賓館をしらべ見学を申し込んでみたらこちらはOKということで、今日朝イチで行ってきました。今から思うと桂離宮はお庭の拝見ですが、迎賓館は館内の見学なので冷房も効いていてかえって良かったと39.8℃だったことを知りつくづく思ったりはしている。迎賓館は実は以前から絶対見たいと思っていた。私は大学で染織を専攻したこともあり、また友人知人達に芸術系が多い為、この迎賓館が建つと聞いた時(2017建立)税金が使われるとはいうものの、物凄く期待していた。日本固有の、特に京都の伝統芸術ひいては現代の芸術家達を支えるためにはこういう建物の建立が必須と考える。
それにしても凄かったです。建築、内装、調度品、作庭、、すべてにおいてが美しい。贅を尽くしながらも大変に品があり日本の美と精神を海外の要人を感嘆させるのは必至!
家具や柱のどこの部分が何の木でどこの所にどんな細工がされてるとか、池の石の1つにまでどこから採れて何を意識して置いたとか、、、いちいち凄い!(覚えられないけど・・)ちょっと沢山写真UPしますね。小さいサイズで掲載しますので、ご興味ある方は写真をクリックして拡大してご覧ください。最後の写真の船にはじめて乗ってこの池で船遊びをされたのはブータン国王が新婚で来られた時だそうです♡
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