ウィーン5区 Einsiedlergasse(アインジードラーガッセ)19

1985年から89年まで私達が住んでいたアパート。ウィーンに留学した音楽学生だったら結構知っているアパートでここ出身の日本人音楽家が多いアパートです。当時すでにウィーンでフルートを教えてらっしゃった日本人男性が紹介して下さって住み始めました。
私達より1年ぐらい後だったかに上の階に引っ越ししてこられたバイオリンとフルート奏者のご夫婦が当時1歳ぐらいのお人形さんのような赤ちゃんを連れてらっしゃって、仲良くさせて頂いてました。

あの可愛い赤ちゃんが、、!
現在ドイツ在住で、この度ロミーハウスマン著のドイツミステリー「汚れなき子」を翻訳されました。
ミステリーは最近読んでないのと長編なので読み切れるか心配でしたが、8日間で読んでしまいました。間でお仕事もあったので読まない日も含んで8日間、、こんなに没頭して読んだのは久しぶりです。ミステリーって先が気になって途中で置いておけず危険!!(笑)ドイツっぽい暗さの中(なんて言ったらドイツの人に怒られるかな!?)なかなかドキドキの数日間でした。
ミステリーをお好きな方、是非お楽しみください。最後の最後まで想像が当たらないという期待できるお話です(笑)。

彼らがウィーンを離れる時に譲り受けたウィーンの曲木の椅子、私達は日本に持ち帰って今も愛用しており、まさかその椅子に座ってあの子の翻訳した本を読むとは、、。