例年7月25日は鹿ケ谷の安楽寺でかぼちゃ供養の催事がありお手伝いをするのですが、今年はコロナの影響で中止でした。かぼちゃ供養は檀家さん達が朝から焚いて下さった瓢箪型をしたかぼちゃをお茶を頂きながら参拝客が中風封じを願う行事です。そんな事で中止になったのでお参りにだけ行ったら鹿ケ谷かぼちゃを頂きました。催事はなくなってもせっかくこのために農家さんが育てて下さった鹿ケ谷かぼちゃをお寺が予定通りに引き受けられたらしく、檀家さん達に配られたみたいです。それで我が家も1つお裾分け頂きました。

写真を撮ろうと思っていたのに忘れてしまった、、と思っていたら主人がデッサンしてました(^^)v。
安楽寺の先代の奥様が「結構お砂糖沢山入れて焚くのヨ」と仰っていたのを思い出して、甘めに仕上げました。安楽寺ではお茶受けなのでしっかりと甘めですが、おかずに食べるのに良い感じぐらいの甘めで、、。
大きなかぼちゃなので2回に分けて煮て、近くに住む主人の姉夫婦や父の従妹などにも「縁起物なので、、」なんて言って差し上げましたが所詮私の焚いたものですけど。。。
菊かぼちゃの類の様な水気の多いかぼちゃでだし汁をたっぷりにして、櫛が通るぐらいに柔らかくなったら火を止めて味を含ませました。ここを間違うと崩れちゃうんですよね。経験済みデス(><;。
翌日冷蔵庫に入れていた味が浸み込んだ冷たいかぼちゃもこの暑い夏にはめちゃくちゃ美味しいです!

今年の京都は祇園祭も無く、五山の送り火も簡素化されて、、残念な、連日35度前後のただただ暑いだけの夏です。。。